
歯ならびと口の関係
日頃のクセと歯ならびの関係
うつぶせ寝、爪咬み、唇咬み、指しゃぶり、舌突出、頬杖、舌咬みなどは、歯ならびに影響を与えます。
お口をポカンとしてませんか?
唇の筋力が弱い場合は、筋機能訓練も併用します。矯正して、物が食べやすくなり、周りから変わったと言われたという声も聞かれます。
筋機能トレーニングをやってみよう!
口唇閉鎖(しゃぼんだま・風船 ・細いストロー等)、はっきり歌う(お馬はみんなパッパカ走る・おもちゃのチャチャチャ等)、のみこむときの下と口唇(舌スポット・Vストロー・マッシュを上あごでつぶす)。など楽しく続けて治しましょう。
正しい飲みこみ方
お口の動きが正しくないと歯ならびに悪影響が出ます。舌が前につき出ていませんか?上あごにしっかりつけるようにしましょう。
歯ならびと身体の関係
運動能力との関係
姿勢と運動の障害について。体力テストで50m走をしたところ、かむ力が弱い子に比べて、かむ力が強い子は、約2倍の割合で走るのが早いグループに入っています。
ブームの小顔は危険です
あごが小さいと、大きな問題が。咽頭が狭くなってイビキや無呼吸症になることも。口蓋が狭いと鼻腔も狭いのです。


成長前の矯正治療
小児歯科で始めればこんなメリットが
歯ならびで全身に問題が起こるのを防ぎます。適した時期に始めれば簡単な装置で楽に矯正できます。成長してからでは間に合わない治療もあります。
1期治療と2期治療の関係
幼児のうちに1期治療を始めれば簡単な装置で楽に軌道修正できます。この場合は観察期間をおいて2期治療に入れますが、はえかわるの待ってからでは、いきなり2期治療にとりかかることになり、骨がかたくなり成長が少なく、装置が複雑化してしまいます。
とりはずしの装置で治る症例もあります
夜だけの使用でも、成長期なのであごの成長を助けたり、せまい歯列弓を拡大できる症例もあります。
成人矯正が楽にできるインプラントアンカー
インプラントアンカーは17歳以上でよく使います。治療がシンプルになることと、これまで治すのが難しかった症例も治せるようになりました。
その他の矯正
ムーシールド
幼児(3~5才)の、うけ口(反対咬合)は、ムーシールド装置を使って正常化できるケースが多数あります。寝いている間のみの使用で舌の動きを良くし、通常、約半年で正常化します。
透明マウスピース
簡単な症状なら、取り外し自由の透明マウスピースを装着し、ブラケットをつけずに歯ならびを治します。マウスピースは装着しても目立ちません。


